茗渓予備校では、通常ゼミの一環として英検指導をとり入れ、年3回の英検受験を呼びかけています。
■英検指導にこだわる2つの理由
◆短期的な目標を設定
中高一貫校では高校受験がないため、大学受験の準備を早めに開始できるのがメリットです。しかしその分、6年間の長い学校生活の中で目標を見失いがちになるともいわれています。
英検は短期的な目標として最適であるとともに、つねに上の級を目指して努力することで、総合的な英語力の向上も期待できるようです。
◆センター試験との類似性
2004年に英検の問題形式が変更され、より実践的な英語力が問われるようになりました。大学入試のセンター試験でも同様の傾向が見られ、文法や抽象的な英文読解よりも、日常生活に関連するテーマを取り上げることが増えたようです。
すなわち英検対策はそのままセンター試験対策になると茗渓予備校は考え、中学3年生から高校1年生までに2級の取得を標準目標としています。高い英語力を身につけ、2年生から始まる「大学受験ゼミ」へスムーズに移行できることを目指しているようです。