■1~3年生の指導方針
低学年では、その後に続く学習の土台を固めることが目標です。陵南セミナーでは、初めて塾に通う生徒でも勉強に苦手意識をもたないよう、のびのびとした雰囲気の中で「学ぶことの楽しさ」を伝え、基本を一つひとつ丁寧に指導するようです。
各学年とも「練成2科」として、週2日の通塾で国語と算数の2科目を受講。1授業40分で、3:40~4:20までと、早めの時間設定となっています。
■4~6年生「公立科」の指導方針
4年生からは、私立中学受験を目指す「受験科」と、公立中学に進学する「公立科」にコースが分かれます。
公立科では、中学進学後につながる基礎学力をしっかりと固めるとともに、漢字検定と数学検定にも取り組むようです。
発展的な内容も取り上げ、近年高倍率の人気を誇っている公立中高一貫校の受験にも対応できる力を育成。特色ある「適性検査」で求められる「柔軟な思考力」「正確な読解力」そして「個性豊かな表現力」を養うようです。
算数と国語の「公立2科」のほか、英語も加えた「公立3科」も開講。1教科から選択できる「単科」コースも設置されています。公立中高一貫校を目指す6年生には「適性検査演習」の講座を開いています。
■4~6年生「受験科」の指導方針
各学年とも、8名以下の少人数制クラスを採用。
四谷大塚の「予習シリーズ」をメインテキストとし、私立中学合格に向けて基礎から分かりやすく指導します。私立中学の入試問題は難易度が高く、学校授業とのギャップに初めは戸惑う生徒が多いようですが、楽しく工夫をこらした授業で、徐々に理解を深められるようです。
国語と算数を学ぶ「受験2科」のほか、理科と社会を加えた「受験4科」も開講。5・6年生では、いずれのコースでも通塾日数が週3日となります。