小学部は、「個別指導my GOAL」と「英語教室Treehouse」の２つから成り立っています。
■個別学習指導 my GOAL
習熟度によって、以下の３つのコースに分けられます。
◆基礎学力充実コース
小学校で学習する内容を、基本からていねいに指導するコースです。勉強の楽しさを知り、机に向かう習慣をつけることからスタートするようです。
◆教科書準拠コース
学校授業に対応した学習で、教科書の完全理解を目指すコースです。基礎事項をしっかり定着させ、学力の土台を固めます。
◆能力開発コース
基礎学力を築き、「考える力」をきたえるコースです。中学生でトップレベルの成績を狙います。基礎学力充実コース・教科書準拠コースよりも発展的な応用問題にも取り組むようです。
■my GOALの特徴
◆タイトル獲得を目指して
「目標に向かって勉強することで、学習効果が高くなる」というのが自彊塾の考えです。そこでmy GOALでは算数・国語において、レベルごとに「タイトル」を設定し、子どもたちが獲得を目指して学習に取り組めるよう工夫しているようです。
以下のようなタイトルがあります。
・達人……教科書レベルの内容がマスターできている生徒
中学校での成績見込み：４～５
・名人……教科書を超えた応用レベルまで到達した生徒
中学校での成績見込み：５
達人と名人のタイトルは、単元終了ごとにおこなう「認定テスト」の結果によって獲得できるようです。１つの単元につき「認定テスト」は３回まで受験できます（テストの出題内容は毎回異なります）。
さらに、名人より上の「マイスター（巨匠）」も設定されているようです。
◆受講コースの選択方法
入塾すると、「基礎学力充実コース」もしくは「教科書準拠コース」のいずれかを受講し、まずは「達人」を目指して勉強します。短時間で「達人」タイトルを獲得できた生徒は、今度は「名人」に向けて「能力開発コース」で学びます。
保護者からの要望や、生徒の「勉強のスタミナ」も考慮した上で、無理のない目標と学習計画を立てながら指導するようです。
◆全国模試で力試し
自彊塾の小学部では、年に３回、国語と算数の全国模試を受験しています。全体の平均点が５０点程度のテストで、自彊塾の平均点は約８０点を記録しているようです。
■英語教室Treehouse（トゥリーハウス）
自彊塾では、小学生の英語学習をTreehouseの５段階に分かれたコースを通しておこなっています。英語の学習経験のある生徒は、レベルを確認してからクラスに合流することができます。早期に開始すればするほど、小学生のうちに中学修了時と同等の英語力を身につけることができるようです。
英語教育において実績のある「松香フォニックス研究所」の教材や、アメリカのカリフォルニア州の小学生が使う教科書、または児童英検問題集などを活用しながら、子どもたちの英語力を高めていきます（アメリカの小２が使う教科書と、日本の中３が使う英語の教科書が、同じレベルの文法を扱っているようです。）
◆５つのスモール・ステップ学習
Treehouseは、以下の５つのレベルに分かれています。
ⅰ）プレフォニックス
リスニング（聞く）とスピーキング（話す）に重点を置いた指導で、英語を音声で理解することを目指しています。
ⅱ）エレメンタリー
英語のゲームを通して、中３レベルの英文に慣れることを目的としています。児童英検ブロンズを受験するようです。
ⅲ）インターメディエイト
「読む」「書く」力と「話す」力をバランスよく伸ばします。フォニックスの教材を使って、易しい絵本を読み進めていくようです。児童英検ではシルバーに挑戦します。
ⅳ）アドバンスト
英検５級用の教材も使用しながら、英文法の本格的な勉強をおこないます。「読む」「聞く」「書く」「話す」の４つの能力をバランスよく育成。児童英検ではゴールドを受験します。
ⅴ）マスター
中３レベルの英文法を学びます。英文を読み解く力をつけるため、アメリカの小学校の教科書を使用。長文に慣れ、まとまった物語を理解できるようになることが目標です。児童英検ゴールドもしくは英検４～３級に挑戦します。
