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<1・2年生:『ユーリカ!きっず』>
小学校1・2年生を対象にした『ユーリカ!きっず』は、「わくわくステップ」と「ふむふむステップ」の2段階に分かれています。
「わくわくステップ」では体験的な学びに取り組み、「ふむふむステップ」でそれまで学んだ内容を知識へとつなげていくようです。
『ユーリカ!きっず』は、「ことば・論理・数・図形・自然・社会生活」の6つのカテゴリーを身体や五感を使って学び、将来的に受験に必要な4教科へとつながるように工夫されています。
人やもの、自然といった身の回りのものを「感じる力」、いろいろなものに触れて自分で考える「思考する力」、ことばやもの、絵といったさまざまな手法で「表現する力」を育むことを目指しているようです。
<ステージⅠ:3年生>
日能研では、9歳を迎える3年生を大転換期と捉えています。一般的に9歳という年齢が「自分以外の人=他者」を意識し始める年齢だと言われています。そうした大切な時期だからこそ、仲間と学ぶ機会を設けるカリキュラムを編成しているようです。
3年生は予科教室と呼ばれています。国語と算数を学ぶ楽しさと出会い、学習意欲を育むことを目的としたステージと定義づけられています。まず自分で考えてみて、それから先生や仲間の話を聞き、学んだことを実践してみる。そんな過程をくり返すことで、考える楽しさを実感させるのでしょう。
また3年生のプログラムでは、日常生活で感じられる自然や社会のしくみを取り上げ、その現象や背景について考えを深める「科学者講座」も開講。子どものなかに生まれる「なぜ?」「どうして?」の疑問を自身で考え、自由に表現する力を養っていくようです。
<ステージⅡ:4年生前期>
4年生前期になると「系統学習」のカリキュラムがスタートします。系統学習の基本である「知識と知識をつなぐ」ためには、「物事を関連付けて考える力を身に付けることが大切である」と日能研は考えているようです。
これまでは科目ごとに「点」の学習を進めてきましたが、4年生前期ではその点と点を結んで「線」にするために、学んだ知識のどの部分がつながっているのかを子どもたちに意識させます。そのつながりを仲間と共有したり、学んだ知識を筋道立てて再現できるように導くようです。
4年生前期からは、教室での学びと家庭学習、テストをつなげていくという「学習サイクル」もスタートします。「ステージⅡ」と呼ばれる半年間で、子どもたち自身が「学習サイクル」をまわしながら、日能研での学び方を体得していくようです。
<ステージⅢ:4年生後期~5年生前期>
「系統学習」や「学習サイクル」に慣れた4年生後期から5年生前期を、日能研は子どもの意欲を育む「ステージⅢ」と位置付けており、学び方を広げる力を養うことを目的としています。
そこで大切になるのが、いろいろな学び方に出会うこと。自分の学習スタイルに固執することなく、違う学び方に挑戦することで、子どもがあらゆる角度から物事を考えられるように指導がおこなわれるといいます。
これまで行ってきた教科別の授業をもとに、知識と知識をネットワークでつなげ、学び方の「パラダイムシフト」を起こすことを目指すようです。
<ステージⅣ:5年生後期~6年生前期>
5年生後期から6年生前期は「ステージⅣ」と呼ばれ、子ども自身が「ステージⅢ」までの間に培ってきた学び方や考えを深めていけるようなカリキュラムを編成。これまでに身に付けた「思考技法」を組み合わせたり、状況に応じて組み替えるなど、知識と知識のつながりを別な場面でも使えるように授業を展開しています。
教科別に培ってきた知識を関連付けることができるようになったら、次に目指すのは「自分の考えを客観的に見直す力」を身に付けることです。物事を大きな視野でみることで新しいつながりに気付いたり、不確かなつながりを確かなものとして捉える力を養います。
子ども自身が構築した論理を自ら見直し、崩し、再構築できるようになることが目標のようです。
<ステージⅤ:6年生後期>
「ステージⅤ」と呼ばれる6年生後期は、日能研での学びの総仕上げの時期。「学ぶ人」から「受験生」へとシフトチェンジし、目標とする志望校への合格力をきたえる時期と位置付けられているようです。
そのためステージⅡ~Ⅳの系統学習を通して養ってきた「思考技法」と「素材」を子ども自身が使いこなし、得点力をあげるように指導を行っているといいます。
入試の直前には「合格力ファイナル」を開講。より正確で速い答案作成を身に付けるよう、徹底的にトレーニングします。
さらに通常の授業のほかに、日曜日には「日能研入試問題特別講座(日特)」も開かれ、それぞれの志望校の試験に合わせた、時間配分や優先順位の付け方を学んでいきます。