スクールIEは、「株式会社拓人」が全国に展開する、小中高生を対象とした個別指導型の学習塾です。平成元年に誕生し、今では教室数が800以上、生徒数も6万人近くにのぼり、個別指導塾の中でも有数の規模となっています。

スクールIEが注目するのは、CMでもおなじみの「やる気スイッチ」。学習意欲の引き出し方は子どもによって違うため、カウンセリングを重視したシステムを採用しています。ただ教えるのではなく、一人一人に合わせたきめ細やかな指導に定評があるようです。

＜性格にもとづいて、指導プランを作成＞

入塾時に受けるテストの一つに「性格・能力診断」があります。200の質問に答えることで、学習習慣や生活習慣、育てられ方や思考パターンまでが分析されます。診断結果をもとに、その子に向いている学習方法、担任の講師、宿題の出し方などが検討されます。子どもの性格に沿った指導方針を立てることで、無理のない学習ができ、モチベーションも上がりやすくなるようです。

＜定期的な学力診断で、つまずきを見逃さない＞

「学力診断テスト」では、約100項目もの細かい解析で、どの単元のどの部分が苦手なのかを洗い出します。コンピュータによる客観的なデータを得ることで、本当に学ぶべきところが見えるのが、このシステムの魅力といえます。テストは入塾時だけではなく、4ヶ月ごとに実施され、生徒の進歩に合わせた正確な診断が可能となっています。

＜個別テキストで、無駄のない学習ができる＞

性格と学力の診断結果をもとに作られるのが、スクールIE独自のテキスト「夢SEED」です。生徒によって、設問や問題量、難易度が異なり、それぞれに必要な学習だけができます。

定期的におこなわれる学力診断テストの成績に合わせて、テキストも新しい内容に作りかえられます。途中入塾でも、効率よく志望校合格を目指せると好評のようです。各テストを受ければ、入塾しなくても「夢SEED」を手に入れることが可能です。家庭用テキストとして利用する人もいるようです。

＜保護者にも安心のサポート体制＞

家庭との連携が深いのも、IEの特徴です。年に3回の保護者面談をはじめ、その日の学習内容を記入した「指導報告書」には、家庭からの要望欄もあり、より良い授業に役立てているようです。

また月に一度の電話連絡では、塾と家庭での様子を情報交換し、子どもに対するバックアップ体制を充実させています。

さらに教室への入退出を保護者の携帯電話に通知する「セーフティーメールシステム」も導入しています。時間になっても到着しない場合にはかならず自宅に連絡するなど、子どもの安全には最大限に配慮し、保護者かの信頼を得ているようです。