さなる個別パートナーには、３つの授業スタイルがあります。通常の「個別指導」、映像を使った「スーパー授業」、そして演習中心の「学力トレーニング」です。目的に合わせ、いずれか１つを選択する場合もあれば、３つの授業を組み合わせてカリキュラムを作成することもできます。

週に４コマを受講する場合であれば、「個別指導」が２回、「スーパー授業」と「学力トレーニング」をそれぞれ１回ずつ、というような選択が可能です。教科によって使い分けることで、より効果的な学習を実現しているようです。

＜１：２のマンツーマンによる「個別指導」＞
さなるの個別指導は「講師１名につき生徒２名まで」となっています。２名の生徒の間に講師が座り、交互にマンツーマンで指導します。一方の生徒が演習している間、もう一方に解説とアドバイスをおこない、授業後には毎回宿題も出されます。苦手な科目では個別指導を選択する生徒が多いようです。

授業には、さなる個別パートナーの専用テキスト「フォレスタ」を使用します。塾で使用するページと家庭学習のページが一体となった教材です。入試問題や定期テストを徹底的に分析した内容で、効率よく学習を進めることができます。

＜一流講師陣の授業を映像化した「スーパー授業」＞
スーパー授業とは、「佐鳴予備校」で高い指導力を持つトップ講師陣による授業を、映像で受講するスタイルです。全教科のすべての単元に対応しているほか、英検や漢検などの検定対策の授業もあります。

各教室の個別ブースに設置されたパソコンを使って、自分のペースで学習ができます。分からないところは何度でもくり返し再生できるのも、映像授業のメリットです。一方的な講義にならないよう、授業後には確認テストがおこなわれ、宿題も毎回出されるようです。得意な科目をどんどん進めたい場合に、最適な授業といえます。

＜演習で実践力をきたえる「学力トレーニング」＞
学力トレーニングは、株式会社さなるが特許を取得している、独自の学習システムです。生徒の弱点をコンピュータが客観的に判断し、７０万ページにも及ぶ問題集の中から自動選択されます。答案はその場でチューターが採点し、結果を入力するだけで、到達度の判定と、次に解くべき問題が出力される画期的なシステムです。

苦手な単元は初歩的な問題から、得意な単元はハイレベルな問題と、進度に応じた無駄のない演習が可能になります。定期テスト対策としても活用され、試験範囲を指定するだけで、効率的な問題集ができ上がるようです。学力トレーニングで「問題を解く力」を徹底的にきたえることで、「わかる」から「できる」につながり、入試にも役立つとされています。