◆小学部コース
小学部（小学２～６年）では、１クラス５～１０名の少人数授業を実施しています。
高校受験に早くから備えるべく、「分かる楽しさ」「知る喜び」を感じさせるよう指導しています。特に小学２～５年は能力開発に重点を置き、筑波進研スクールでは生徒の発達段階に合わせたカリキュラムを用意しているようです。
■学年ごとにテーマの異なるカリキュラム
小学２～３年の「能力開発コース（国語・算数）」では、まずノートの取り方や宿題への取り組み方といった「基本動作」を丁寧に教えるようです。その後学校の授業に対応したテキストを使用して基礎学力を固め、小テストで正答に導いて早い段階から自信を身につけさせます。
小学４～５年では基礎学力を鍛えつつ、オリジナルのサブテキストを使用して応用問題にも挑戦させます。授業時間は５０分から８０分へ延長されます。
小学６年の「実力養成コース」では、教科書で習う基本的事項をマスターさせ、発展問題も積極的に指導します。筑波進研スクールでは中学進学後の学内試験で上位になれるように、先取り授業を行っているようです。
◆中学部
中学部（中学１～３年）では、１クラス８～１２名の少人数授業を実施しています。
学力レベル別に基礎クラス・標準クラス・選抜クラス（国語・数学・英語）に分かれています。クラスのレベルに応じたテキストを使用して、志望校合格にテーマを絞って学習を進めます。授業時間は１教科１００分です。
■目標に応じてのクラス分け
筑波進研スクール中学部の３つのコースはそれぞれ以下のように明確に目標を定めています。
基礎クラス：基本的事項をきちんと習得し、公立高校合格を目指す
標準クラス：基礎と応用の両面でレベルアップし、県内の上位高校合格を目標にする
選抜クラス：県内トップクラスの高校受験をねらう
このような学力別クラス編成により、同じゴールを目指す仲間同士がお互い刺激し合って適度な競争心を持たせることが可能です。生徒の成績が向上した場合はより上位のクラスへの編入もできるようです。
また、中学３年のみ開設のコースとして「理社クラス」もあります。近年増加傾向の記述問題に対応すべく、数多くの問題を解かせて得点力アップを図ります。
