SAPIX小学部

教室一覧

口コミ投稿件数
3.6
口コミ228件
  • スタッフ・講師:4.0
  • 成績・入試結果:3.7
  • 料金:3.0
  • 環境・設備:3.6
  • 雰囲気:3.9
SAPIX小学部の指導指針

 

<正しく考える力を育成>

SAPIX小学部では、知識の量より「思考力」「記述力」を身につけさせることが大切だと考えています。学力の向上だけではなく、受験指導を通して「正しく考える力」を育成するよう努力しているようです。
 
■考える力、表現する力
 
「思考力」は生徒が問題に試行錯誤しながら取り組み、知恵を絞ることで身につきます。さらにその力を伸ばすには、論理的な仮説を立てて積極的に自分の意見を述べる習慣づけが有効です。SAPIX小学部では、思考力の育成に役立つ題材を厳選して授業で使用するそうです。
 
記述力を向上させるためにSAPIX小学部が行っているのが、全学年で実施する「サピックスてんさく教室」と呼ばれる記述添削指導。添削は専門スタッフが担当し、低学年には書くことに慣れ親しむための作文指導、高学年には入試を意識した記述指導を行います。
 
■復習主体の学習
 
復習に重点を置いた学習方法で、SAPIX小学部では効率的に学力の向上を目指します。SAPIX小学部の教材は、学習する当日に手渡すため、生徒は授業の内容を予習できません。あえて事前に題材を見せないことで、授業への期待感を持たせ集中力を高めるのがねらいのようです。
学んだ内容を自宅で復習できるように、授業終了時に「復習教材」が手渡されます。授業から時間を置いて問題に再度取り組むことにより、理解不足な点を明らかにすることが可能です。
 
次の授業で実施される「小テスト」で再び同じ内容の問題を解かせます。学習内容を2回復習させることで着実に学力を向上させられるようです。
 
■自発的学習
 
子どもが自ら積極的に学習に取り組むためには、達成感を与えることが大切。授業で生徒が自分で考え発表した内容を教師が積極的にほめることで、「学ぶ喜び」を感じさせます。
 
SAPIX小学部の指導方法の特徴に「黒板授業」があります。教師が板書する問題に対して、生徒が自分の力で考えた解答を書き入れます。そこから教師の解説や生徒同士の討論がスタートします。
 
模範解答を押し付けるのではなく、生徒1人ひとりの意見を尊重しながら授業を進めることで自発的に勉強に取り組ませるようです。
 
■少人数制
 
SAPIX小学部では1人ひとりの様子に目が行き届くように、1クラス15~20人程度の少人数制で授業を行います。学力に応じたクラス分けによって、レベルの近い生徒同士がお互いに刺激を与え合い適度な競争が生まれるようです。

SAPIX小学部の指導指針