生徒それぞれの目的に沿った指導を行うため、開成教育セミナーでは多数のコースを設置しています。以下が主なコース内容です。
＜小学アドバンスコース＞
中学進学とともに高度な内容になっていく教科課程に備えるため、基礎を教え込むことはもちろん、応用力の獲得を目指して指導します。
〇小学３・４年
算数・国語を学びます。
算数では、確実な計算力を身につけさせることを目標に、多数プリントを配って問題量をこなします。授業で毎回行う「レビューテスト」と、月に１度の「月例確認テスト」によって、生徒の学習定着度と苦手部分をチェック。できない部分を残さないことが重要、と開成教育セミナーは考え、補習で個々の弱点を補強するようです。
国語では、漢字・語彙学習、読解力の訓練を中心に授業を進めていきます。特に文章を読み解く力は、すべての学習の要となります。開成教育セミナーでは、選りすぐりの「良い文章」に触れさせ、生徒が国語を「好きになること」を目指します。
〇小学５・６年
算数・国語に加えて、「ジュニアイングリッシュ」「ジュニアサイエンス」の科目が加わります。
２０１１年から必修化された小学高学年での英語学習に伴い、「ジュニアイングリッシュ」では、基礎的な教養を身につけさせます。「聞く」「話す」「読む」「書く」という４つのスキルの習得を目標とし、その中でも特に「読む」力の強化に取り組んでいます。
「ジュニアサイエンス」は、中学から本格化する理科学習の導入授業です。ここでは知識を詰め込むことはせず、身の回りの現象を取り上げて、「なぜ、こうなるのか」を子どもたちに考えさせます。実習も多く、子どもの「興味」を引き出すことを目的にしているようです。
＜中学アドバンスコース＞
難関公私立高への進学を目指すコースです。内申点向上を第１の目標として、定期テストの成績を上げるために指導していきます。生徒の学習意欲にも直結するため、中間・期末テストで結果を出すことはとても重要だと考えているようです。
５科目の徹底的学習に加え、生徒１人ひとりの学校の試験範囲を分析し、出題傾向に沿った授業を行います。また以下のような取り組みで定期考査に備えるようです。
〇直前ゼミ
テスト前の土曜日・日曜日に追加で実施される授業です（受講料は無料）。こなす問題量を増やすことで、解答スピードを速めます
〇テスト対策教材の使用
普段の授業で使う教科書準拠のテキストに加え、「開成オリジナル対策プリント」を用いて徹底的な反復学習に努めます。
＜文理学科シリウス＞
通称「文理学科」とは、大阪府内に１０校ある、文系・理系の共通指導に対応したハイレベルな公立高校を指します。開成教育セミナーでは「文理学科」設置校を受験する生徒のために専門のコースを設け、高度な学習指導を行っているようです。
通常授業とは別に、土曜・日曜に補講を開いて、試験傾向に沿った問題に多数取り組ませます。模擬試験も積極的に実施し、実戦力を高めて受験に備えます。
＜作文添削コース＞
国語の作文が苦手な生徒のための練習コースです。作文には正解はありませんが、どんな課題にも確実に得点できるポイントがあるそうです。開成教育セミナー教育では、文法や表現の指導だけではなく、そのような作文構成上のコツを教えているようです。
