■アイディアいっぱいのレゴブロック
「LEGO」とはデンマーク語の「よく遊べ」から生まれた言葉。子どもにとって、遊びたいという意欲は、そのまま学習への意欲につながるとレゴは考えているようです。
「子どもが何かを夢中で作り上げる過程で得たものは、誰かに教えられた知識よりも習得しやすい」との考えから、レゴブロックを使った教材やカリキュラムを開発。子どもたちが楽しみながら、構成能力や空間把握能力を伸ばすことを目指しています。
■自由な発想を受け入れるレッスン
子どもたちの指導にあたるのは、レゴ社の認定を受けたインストラクター。子どもの発達についてはもちろん、レゴブロックの特性についても自分の手を使いながら研修を積むようです。
カリキュラムは発達段階によって分かれ、それぞれの年齢に最適な学習を用意。各クラスとも少人数制となっており、インストラクターは一人ひとりの自由な発想を大切にする「オープンエンド(解法に決まりのない)方式」で指導をおこなっています。
また簡単すぎず、難しすぎない課題を与えることで「フロー(学習に前向きになれる)の状態」に子どもたちを導くよう心がけているようです。