■高校１年生のカリキュラム
◆高1英語標準コース
難関国公立、早稲田、慶應、上智、ＩＣＵ、立教、青山、中央、明治、同志社、立命館などの大学へ進学を希望する高１生のコースです。
抽象的な英文を大量に読みこなせる読解力、自分の考えを自由に表現できる英作文力。トップレベルの大学入試では、こういった高い英語力が合格の鍵を握るため、トフルゼミナールでは受験英語に特に力を入れているようです。
特に高１英語は大学受験の基礎になりますので、この時期から得意科目になるように指導します。英文法は項目別に整理して徹底的に暗記。英語読解では漫然と長文を読むのではなく、文中での単語や構文の使われ方まで学びます。
◆上級英語コース
東京大学、京都大学、一橋大学、東京外国語大学、東京工業大学、早稲田大学、慶應大学、上智大学、ＩＣＵなどを志望する高１生向けのコースです。標準コースより一歩進んだ内容で、高１で高２レベルの英語力を養成します。
◆Total Englishコース（上級コース）
中高一貫校で高１レベルの英語力をすでに習得し、海外留学も視野に入れた進路を望む高校１年生のコースです。実践的な英語力を養成しているため、ＴＯＥＩＣやＴＯＥＦＬ対策にも適しています。
■高校２年～高卒生用カリキュラム
高校２年生からは志望校別にクラス分けされ、難関大学クラスは「選抜コース」として特別なカリキュラムで学ぶことになります。
一例として、東京外語大や難関国公立を目指す特別コース、早稲田国際教養学部準備コース、早慶上智大学準備コース、ＩＣＵ準備コースなどの選抜コースがあります。特にＩＣＵの場合は、英語・学力考査とも特殊な入試形態を採っているために、早めの準備が望まれるようです。
高校３年生のコースの一例としては、東大・一橋大英語コース、東京外語大コース、トップ国公立英語コース、早慶上智英語コース、難関私立文系総合コースなどの選抜コースがあります。
高卒生も上智慶応、早稲田、東大・一ツ橋、東京外語、国公立、早稲田教養学部など大学別にクラスが分かれ、入試傾向に応じた受験対策が実施されています。高卒生が受験可能なＡＯ入試についてもアドバイスしています。
入試形式の多様化に伴い、難関私立文系大学はもちろんのこと、東京外語大をはじめとする国公立大学や理系の合格率も伸びているようです。
学習や進路については、進路相談員、講師、チューター、コンピューターの４つの視点による定期カウンセリングで生徒をフォロー。特に高卒生の場合は予備校が生活の中心になるため、学習以外でも様々な相談に応じているようです。
■国内・海外入学併願対策
日本の大学と海外の大学では、試験形式、審査方法、入学時期が大きく違うため、併願は現実的な選択ではありませんでした。最近は事情が変わり、日本でも英米の入試方法や教育方針を取り入れた国際系大学が増えてきたようです。
上智大学国際教養部に一般入試で合格できるレベルの英語力があれば、海外の４年制大学の出願条件には十分だと言われています。ＡＯ推薦入試の判定材料として、TOEFLを採用する日本の大学もあるようです。
TOEFLとは、英語を母国語としない学生のための英語判定テストです。英語圏へ留学する際は、この試験で規定の点数を取得しなければなりません。トフルゼミナールではTOEFL対策をカリキュラムに取り入れ、さらに留学センターと連携することで、国内・海外併願を可能にしています。
■帰国生入試対策
現地で何年過ごしたのか、保護者は一緒だったのかなど、「帰国生である」という認定基準は大学によって異なるため、専門的なアドバイスが必要です。海外の教育システムと国内の大学受験事情、両方の知識を持つトフルゼミナールでは、帰国生に対してきめ細かな進路相談に応じています。
帰国生に対する各大学の共通の認識は「高い英語力に加え、異文化体験で培った柔軟性や適応力など、貴重な能力を兼ね備えている学生」。この長所を確実にアピールできるように指導します。以下は帰国生入試基準のパターンです。
（１）事前に提出する書類...現地校の成績表、推薦状、卒業証明書、統一試験や英語資格試験の結果、志望理由書、活動報告書など。
（２）筆記試験・口頭試問...外国語、日本語、学科試験、小論文、英文論文、特定のテーマに関するプレゼンテーションなど。
（３）面接...現地での体験や志望動機のインタビュー。礼儀より学問に対する意欲をチェックされるので、志望動機は特に重要。面接は英語か日本語でおこなわれます。
