hakken.の個別指導には、2つの大きな特徴と、それを達成するための工夫が見受けられます。
<特徴1>
■「教えて成績UP」から「育てて成績UP」
「教えて成績UP」というのは、一般的な学習塾が取る、「講師が教えて、生徒が解き方を理解して、解けるようになる」というプロセスを指します。hakken.はこれだけでは生徒をより成長させることが出来ないと考えています。
ただの詰め込みでは、どうしても成績は生徒自身の能力や講師の力量に左右されてしまいます。それをおぎなうため、hakken.では「育てて成績UP」という方法も提案しています。
これは、「子どもたちの能力を上げ、自分の力でできるようになる」ための指導です。
「教えること」と「育てること」、この2つの教育方法のシンクロが、hakken.の「結果を出すための指導スタイル」になっているようです。
(2)効率的な勉強に役立つ4つの能力について
◆入塾当初から身に付ける
1作業力: 一定の時間内に学習できる量を増やす
2暗記力: 短時間でたくさんの量を暗記する能力を身に付ける
3定着力: 同じ問題を、後からやっても解くことができる
◆時間をかけて身に付ける
4セルフコントロール力
環境や自分の感情・コンディションに左右されずに、自分を律しながら勉強することができる
hakken.では、その能力を身に付けるために「魔法のランプ」という仕掛けを用意しているようです。授業の前に必ずその日の学習目標を決めて、授業後にその日の学習内容を振り返るというものです。セルフコントロール能力を身に付けることを目的に取り入れられています。
<特徴2>
■「能力UPの仕掛けが盛りだくさん」
(1) ひとりひとりの個性に合わせられる個別指導
hakken.の個別指導の特徴は、「公立の小学4年生~中学3年生に対象を限定している」ことと、「1対1~3」のスタイルを取っていることです。
対象学年を限っているのは、指導範囲を絞ることによって指導の効果を高めるためです。小学校1年生から3年生、私立中学生や高校生は入塾することはできません。また、私立中学を受験するための入試対策には対応していないようです。
「1対1~3」としているのにも理由があります。講師がつきっきりで教えつづけては、生徒が自分で考えて学習を進める力をつけることができません。最初は1対1での指導が必要な生徒であっても、1対2、1対3でも学習できることを目指します。
(2) 生徒ひとりひとりに対応した教材
教材は専任スタッフが用意したプリントを使います。学習内容は基本的に学校の予習になるようです。授業後に、プリントは一度塾で回収されます。そのデータをPC上で管理することで、生徒の得意・不得意を把握でき、テスト前の復習にも役立てることができます。
(3) 専任スタッフによる学習分析
毎回の学習内容で、「何をどう間違えているのか」を専任スタッフが分析し、授業計画を立てます。生徒個人の能力や性格なども考慮して対策を立てられるのも、個別指導の強みと言えそうです。
(4) 成績20点UP保証制度
hakken.では、以下の条件を満たしたうえで、受講科目のテスト成績が20点以上上がらなかった場合、「対象科目の授業料全額免除」「3か月無料指導」を行うようです。
◆条件◆
・入塾後1年以内に結果が出せなかった生徒
・入塾時に対象科目が60点以下の生徒
・遅刻・欠席・宿題忘れが授業日数の4分の1以下
・春・夏・冬の講習に参加
・対象科目は「国・社・数・理」
・週1回以上の受講(成績が30点以下の場合は週2回以上)
・学校を休んでいないこと
・書類で成績を証明できること
(5) 授業曜日・時間・回数が選択可能
◆授業時間(希望曜日を選択:週1回から)◆
小学生 16:30~17:20 または 18:30~19:50(50分)
中学生 18:30~19:50 または 20:00~21:20(80分)
◆受講科目数について◆
全教科を受講することは可能ですが、「おすすめしない」という立場を取っているようです。家庭学習・自学自習の習慣をつけるためにも、2・3教科を受講して、残りの教科は習った勉強法を生かしながら自分で進めることを提案しています。
hakken.のコース・指導内容