＜中学部＞
講師が生徒１人につき多くても３人までの生徒を指導する形で授業を進めます。
解説と課題の添削を順番に行い、特定の生徒に偏って指導することのないように心がけているそうです。またふくろうの森中学部では平常授業の他、目的別にさまざまな講習会や学習イベントを開催しています。
〇英・数特訓
英語と数学は、それぞれの単元の知識がまた別の単元を学ぶ際にも必要となる「積み重ね」の科目。
１つでも抜かしてしまったり、理解不足な部分があったりすると先の単元が理解できなくなってしまいます。ふくろうの森ではこの２科目を基礎からしっかりと教え込む講座を設けて、特に英・数を苦手とする生徒を集めて指導しています。
〇テスト前勉強会
定期テストの前には、１日１０時間の勉強会を開いて、生徒１人ひとりが通う学校の試験範囲を総復習します。細かい部分は家庭学習にある程度ゆだね、各科目・単元の頻出問題を塾でしっかりと教えるという、的を絞った指導スタイルが特徴のようです。
〇季節講習
春期・夏期・冬期の長期休暇期間中には豊富な勉強時間を確保し、学力の底上げを狙う講習会を実施します。
春期講習では、前学年で学んだことの総復習と合わせて新学年に向けた予習を行うようです。夏期講習は通塾する曜日・時間、学習内容を生徒が自由に選ぶことができます。そのため課外活動などの予定を妨げることなく生徒それぞれの目的に沿った授業を受けることが可能です。冬期講習は特に３年生にとっては受験前の最後の集中特訓期間です。事前に塾と綿密な打ち合わせをし、「今、何をすれば良いか」という目標を明確にして、ピンポイントで学習を行います。
〇夏期合宿
ふくろうの森近隣の宿泊施設を利用して、約５日間の学力強化合宿を行います。
英語・数学は前年度からの復習を中心に、理科・社会は前期定期テスト以降の範囲をしっかりと学習させます。国語では特に作文に力を入れ、「文章力」「記述力」を磨きます。普段と違う環境で学ぶことで集中力が増し、効率よく実力アップができるようです。
〇県統一模擬試験
普段使用している教科書・問題集とは一味違った問題が出る「県統一模擬試験」は、生徒の応用力を試すにはとっておきの機会です。
結果発表の後には、単元ごとの正答状況をまとめた「個別資料」を出します。このデータを用いてふくろうの森は必要に応じ手カリキュラムを見直すようです。場合によっては一旦授業の進行を止め、苦手部分を集中して指導します。
〇入試対策
ふくろうの森では、受験が近づいてくると早い段階から中学内容の総復習をスタート。その一方で、各志望校の過去問を繰り返し演習。それぞれに特色ある入試傾向に合わせて実践的な指導を行っているようです。
