■高卒生コース「選抜クラス」選抜方法について
早稲田予備校の高卒生コースには、難関大学合格のための「選抜クラス」が設置されています。選抜クラスを受講するためには試験や審査にパスしなければなりません。入学許可は次のいずれかの方法で決まります。「入学選抜試験」以外の審査料は無料です。
◆特待生・入学選抜試験
試験科目は、文系が英語・国語・面接、理系が英語・数学・面接。試験は３月～４月上旬に１０回程度実施しています。「スーパー早稲田９０文科系受験科」の選抜基準はこの試験の結果のみになります。
◆調査書による認定
出身高校の内申書による審査で、出願資格は総合評価がＢ段階（３．５）以上。「スーパー早稲田９０文科系受験科」と「早慶理科大受験科」では適用されません。
◆推薦書認定
出身高校の教師により、学習意欲が十分にあると認められた生徒のみが出願できます。入学推薦書、内申書、入学願書、学費を提出して審査を受けます。「スーパー早稲田９０文科系受験科」と「早慶理科大受験科」では適用されません。
◆模試認定
認定材料は、予備校側が指定した年度の全国模試の成績です。出願資格は、文系では英語・国語の平均偏差値が５５点以上、理系では英語・数学の平均偏差値５５点以上。該当模試の個人成績表、入学願書、学費を提出します。「スーパー早稲田９０文科系受験科」と「早慶理科大受験科」では適用されません。
◆特待生制度について
早稲田予備校には特待生制度もあり、「特待生試験」で規定の成績をおさめた優秀な生徒には、学費を免除しています。学費免除額は、入学金・年学費とも全額免除と、入学金全額・年学費１０万円免除の２種類があるようです。
試験科目は高卒生の選抜クラス入学試験と同じで、文系は英語・国語・面接、理系は英語・数学・面接です。３月～４月上旬に１０回ほど実施される試験のうち、特待生試験として受験できるのは１回のみとなっています。
■早稲田予備校の学生寮（学生会館）
早稲田予備校は、親元を離れて受験生活を送る受験生を支援するために「東仁学生会館」と提携しています。東仁学生会館は首都圏の各地域に学生寮を提供しており、早稲田予備校の生徒には年間割引が適用されるようです。
生徒の望む生活スタイルにできるだけ対応するため、学生会館では男子専用、女子専用、マンションタイプなど、様々なパターンの部屋を用意。各部屋には生活に最低限必要な家具と家電が備えられ、２４時間セキュリティも導入されています。
会館内には食堂も完備。学生会館付属の給食センターで、栄養のバランスを考えた朝食と夕食が作られています。
学生会館を利用すれば、一年間の受験生活のためにわざわざ家具を揃える必要がないうえに、自炊に煩わされずに受験勉強に集中できるようです。食事付きの体験宿泊も随時実施。オープンキャンパスや受験の際に実際に泊まってみて、住み心地を確かめる人も多いようです。
