■四谷大塚ＮＥＴ
東進スクールの小学部は、グループ塾である「四谷大塚」のカリキュラムで対応。基礎を固めたい生徒から、難関中学を目指す生徒まで、要望に合わせた授業を展開しています。学力に応じたクラス編成で、効果的に学力を伸ばすようです。
◆ベストセラー教材・予習シリーズ
４年生から６年生まで、各学年の学習で使われる「予習シリーズ」は、四谷大塚の受験ノウハウの集大成。カラー写真や分かりやすい図版などを豊富に掲載し、子どもたちの学習意欲をかき立てるようです。
１問を解くだけで、周辺の類似問題も解けるように作成されているため、生徒がみずから考え、得点力を身につけるために最適な教材となっています。
◆授業の流れ
予習シリーズを使った通常授業に加え、毎週土曜日には「週テスト」を受けます。２４時間以内に、インターネットを通して答案が返却されると、一流講師陣による解説映像を見ながら復習をおこなうのが基本の流れです。
家庭のパソコンを使って簡単に解きなおしと復習ができるため「その週に習ったことをしっかり定着させてから、次の週の学習へと進む」ことが可能です。
◆組分けテストで、最適なコースを受講
「週テスト」は、生徒の習熟度によって設問が異なります。５週に１度おこなわれる「組分けテスト」の成績によって、Ｓ・Ｃ・Ｂ・Ａ・αの５コースに分けられ、学力に応じた授業とテストを受けるシステムとなっています。
より上のレベルを目指して、子どもたちは意欲的に組分けテストに臨むようです。
■開講コースの紹介
◆特訓コース（４年生～６年生対象）
難関中学を志望する生徒が対象。四谷大塚ならではの、必要にして十分な学習内容で志望校に合格を目指します。
・４年生
受験勉強のスタートをスムーズに切るため、まずは勉強そのものを楽しむことが第一目標です。知識の詰め込みではなく「なぜそうなるのか？」の疑問を投げかけ、生徒が自分で考えて解決していくプロセスを重視。中学入試に必要な「思考力」を養うようです。
さらに、基礎事項の習得に重点を置いた学習で、５年生からの本格的な受験勉強に備えます。
４年生のカリキュラム：週２日の授業＋週テスト（土曜日）
国語：９０分 算数：９０分 社会：４５分 理科：４５分
・５年生
中学入試に頻出の、重要な単元を多く学ぶのが５年生。学習量も大幅に増えることから、東進オリジナルの教材を用いて、効率よく予習と復習をおこない、各単元を確実にマスターしていくようです。
５年生のカリキュラム：週３日の授業＋週テスト（土曜日）
国語：１３５分 算数：１８０分 社会：９０分 理科：９０分
・６年生
夏休みが始まる前に、中学受験の全範囲の学習を終えます。夏期講習からは総復習で弱点を克服しながら、志望校別の入試対策を実施。四谷大塚の「判定テスト」の受験を利用して、合格までに必要な課題を把握、志望校に全員合格を目指します。
６年生のカリキュラム：週４日の授業＋週テスト（土曜日）
国語：１８０分 算数：２２５分 社会：９０分 理科：９０分
◆進学コース（５・６年生対象）
◆公立中高一貫校コース（６年生対象）
公立中学校に進学する生徒が対象。５年生から「進学コース」で十分な学習を重ね、６年生の後期に希望に応じて「公立中高一貫校コース」にシフトすることが可能となっています。
公立中高一貫校コースでは、週２日の授業に加え、月１回「実力判定模試」を受験します。適性検査に対応した内容となっており、本番を想定したトレーニングができるようです。
◆ジュニアコース（３年生対象）
「知識は忘れても、考える力は一生の財産となる」との考えから、ジュニアコースでは子どもたちの知的好奇心を刺激する授業で「考える」習慣を確立させます。
四谷大塚の「ジュニア予習シリーズ」を活用し、国語の読み書きや、算数の計算などの基礎学力を養成。それを実際の問題に生かせる力を身につけていきます。
３年生のカリキュラム：週１日の授業＋月例テスト（月1回）
国語：４５分 算数：４５分
