■「どうしたら理解できるか」の工夫を数多く
ＫＧＣ教研の授業では、生徒が理解しやすくなるよう様々な工夫をこらすようです。
例えば、頭の中でイメージしにくい算数の図形問題は、講師が図形の模型をつくって指導します。暗記科目の社会や理科は、ただ覚えるだけではなく、関連事項も理解しながら、頭の中で整理して覚えられるようにします。理解が難しい教科・単元は、講師が特製プリントを作成することもあるようです。
■テストをこなして弱点をなくす
ＫＧＣ教研では、数多くのテスト・模試を実施して教科別・単元別で理解し切れていない点を洗い出すよう心がけています。難問を解くよりも、まず基本問題で失点しないことが受験では大切。わかったつもりになって実際には理解不足のままだった単元を残さないように、類題をくり返して解かせます。
ＫＧＣ教研に在籍する生徒は、大手進学塾が開催する「首都圏統一模試」にも積極的に参加するよう進めています。同学年の多くのライバルの中で今自分が何番目にいるのか順位を把握させることで緊張感を持たせることもねらいのひとつです。また、入試本番で緊張しすぎないよう、試験独特の雰囲気に慣れさせる効果も期待しているようです。
