楽しくて、成績が上がる個別指導塾―森塾の秘密に迫る―
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森塾の概要:

東京、神奈川、埼玉、千葉、茨城、新潟に54教室を展開する個別指導専門の学習塾。成績を上げることで生徒、保護者からの支持を集め、2012年の2学期時点で生徒数が15,000人を超えた。自社でオリジナルテキスト「フォレスタ」を開発するなど、成績を上げるために様々な取り組みを行っている。

今回は、森塾の平石社長とテキスト開発担当の小溝課長に人気の秘密について伺った。

1.成績を上げる必殺技はない?森塾の創業者 平石社長に聞く①

塾比較ひろば

ずばりお伺いしますが、成績を上げるための秘訣は何なんでしょうか?

森塾・平石社長

いきなりですね…(笑) 成績向上に、これだけやっておけばいいという都合の良い「必殺技」みたいなものはないと思います。森塾では1人ひとりの生徒さんに寄り添って、少しずつ、でも確実に、教え方や仕組みを積み上げてきました。

塾比較ひろば

森塾さん流の教え方とはどのようなものですか?

森塾・平石社長

森塾では教え方の基本として、5つのポイントを意識しています。

1.言わせて確認をする

森塾・平石社長

今では個別指導塾は全国的にメジャーになり、勉強が得意な子から不得意な子まで、様々な生徒さんが通ってくれていますが、最初に森塾をつくった10数年前は、個別指導塾と言うと、集団指導塾についていけない生徒さんが集まる場所というイメージが強かったと思います。

実際に森塾に通ってくれていた生徒さんも、勉強が苦手な子が多かったです。そういう生徒さんに「わかった?」と質問すると「わかった」と答えます。次のところを教えて「わかった?」と聞くと「うん」と答えます。でも、いざ問題を解かせてみるとまったくできない。「?!…」

言わせて確認をする

「そうか、この子は自分に自信がないから『わからない』って言えないんだ。『わからない』って言えるのはできる子たちの特権なんだ。」と気づかされました。理解度の確認方法を変えることにしました。

「じゃあ、どこがわかったのか言ってみて!」「え、わかんない…」「わからないときは、わからないって言っていいんだよ。じゃあ、もう1回教えさせてもらうね」「じゃあ、今、先生が言ったことを、自分の言葉で言ってみて!」「ええと、(分数が出てくる割り算の場合)割り算は逆数にしてかけ算で計算する!」「やればできるじゃん!」

このように、森塾では教えた後に言わせて確認をするようにしています。

塾比較ひろば

なるほど。確かに「わからないって」ちょっと言いにくいですよね。そうやって質問の仕方ひとつにもこだわっているのですね。

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2.できたら褒める

森塾・平石社長

自分は勉強ができないって、自信をなくしている生徒さんが多かったので、どんどん褒めて伸ばすようにしました。

2x=6 でxを求める問題。x=4 と答えてしまう生徒さん。

「引き算しちゃったか~。ちなみに、6÷2は?」「3だよね!」「おーいいねー」「2とxって、何算でくっついてると思う?」「掛け算でしょ!」「いいね、じゃあ、こっち側にくると何算になると思う?」「割り算になるんじゃないの」「お!やれば出来るじゃないか!っていうことはxは何になる?」「3じゃないの?」「すごいなぁ!

できたら褒める

生徒さん1人ひとりを褒めていきました。そうすると、今まで下を向いていた生徒さんが「俺は、この問題だって出来るかもしれないよ!」「私、宿題やってくるよ!」と言ってくれるようになっていきました。

生徒さんに「やればできる!」と自信を持って欲しいので、森塾では、小さなことでもできたら褒めるようにしています。生徒さんの表情が自信に満ち、明るくなっていくところを見ると「あー、この仕事をやっていて良かったー」って、本当に嬉しい気持ちになりますね。

塾比較ひろば

褒めることが大事ということは、よく言われていますが、そうやって噛み砕いて教えながら、小さな自信を積み上げていくんですね。

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3.間違えないように教える

森塾・平石社長

塾の現場で実際に教えたり、ほかの先生が教えているところを横で見ていると、いろいろなことに気づかされます。例えば、ある生徒が間違えるところは、ほかの生徒もよく間違える、ということがよくあります。

a÷(-2)=a/-2とかはよくある間違いです。分母のところに符号を書いてしまう。

間違えないように教える

成績を上げている先生は、こうしたよくある間違いを経験で知っていて、生徒さんが間違えたあとに教え直すのではなく、教えるときにあらかじめ、

「数の計算と同じように符合を先に決め、分数の前に書いてね」

と教えています。生徒さんの間違いは減りますし、教え直しの時間を省略することができるので、とても有効な教え方と言えます。

どの先生も経験からこうした間違いパターンを学んでいくため、経験、センスがある先生にはわかっていることです。しかし、経験が浅い先生にはわからないことですし、経験があっても先生によって既に把握している間違いパターンは多少異なります。それを先生の個性で済ましてしまって良いのか。勉強会で共有する程度で徹底することができるのか。そういう疑問を持ちました。

そこで、森塾ではこうしたよくある間違いを収集・パターン化し、自社で開発しているテキストに載せて、どの先生も事前に「間違えない教え方」ができるように工夫しています。

塾比較ひろば

「間違いパターン」を集める。こうやってお伺いするとよくある話のようにも聞こえますが、きちんと仕組みにしているところが森塾さんの強みですね。教え方とテキストを連動させているところが素晴らしいと感じました。

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4.説明は短く、早く

森塾・平石社長

先生の中には熱心すぎるが故に「説明が非常に長い」先生がおられます。熱意があることはとても素晴らしいことなのですが、説明が長いことによって、生徒さんの成績が上がりにくくなってしまうことがあります。

というのも、生徒さんの多くは一度習ったことでも、少し時間が経つと忘れてしまうため、テスト前には復習をする時間が必要です。説明が長いと、テスト範囲まで終わらない、終わったとしても復習する時間がとれない、ということになってしまい、熱心に教えて頂いても成績は上がりません。

ですから、きちんと復習する時間をとるために、説明は短く、早くしましょう、早めにテスト範囲を終わらせてしまいましょう、と教える側は意識しています。

塾比較ひろば

ゆとり教育の揺り戻しで、学習内容が以前より増えています。説明をコンパクトにすることはますます重要になってきていますよね。

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5.コミュニケーション

塾比較ひろば

5つのポイントのうち、最後の1つはどういうものでしょうか。

森塾・平石社長

コミュニケーションです。

私は生徒さんに楽しみながら塾に通って欲しいと考えています。塾は勉強をする場所です。でも、最初から「勉強が楽しい!」「良い成績がとれて楽しい!」と思える生徒さんばかりではないと思います。特に、勉強があまり好きではない子、勉強が苦手な子なら、なおさらです。

「なんだかわからないけど、あの塾、楽しいな。先生も勉強以外の話しも聞いてくれるし、先生の昔話とかも面白かったなー」

「通っているうちに、勉強がわかるになってきた!やればできるんだ!」

「数学の成績が20点も上がった。英語も。勉強、楽しいな!」

「自分には無理だと思っていたけど、恥ずかしくて親には言えなかったけど、やっぱりあの学校に行きたいな!」

そんな風に、だんだん「楽しい!」の内容がレベルアップしていけばいいな、と考えています。最初はただの「楽しい」、次はわかるから「楽しい」、その次は点数が上がって「楽しい」、最後は合格できて「楽しい」。

第一歩はコミュニケーションから始まると思います。ですから、授業の延長はなるべくしないように心がけています。授業と授業の間の時間は、先生と生徒がいろいろな話をする時間にしています。

ただし、「楽しい」が「騒がしい」になると学習環境としてはよくありませんから、メリハリをつけるようにしています。例えば、自習室に関しては、生徒さんの学習環境を「守る」ために、携帯電話の持ち込みを禁止したり、お友達と隣同士に座るのを禁止したりするなど、いくつかルールを設けています。

塾比較ひろば

楽しいけど、やるときは集中してやる。まさに理想的な学習環境ですね。

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