◆算数の苦手なポイントを見つけ出し、克服するには◆
 
 
子どもたちがもっとも気にしている教科といえば算数でしょう。
 
「できる」「できない」がはっきり表れることに加え、一度苦手意識を持ってしまうと、
あれもこれもと雪だるま式にわからなくなってしまいます。
 
そんな算数ですが、できなくなる理由の第一は計算です。
それ以外にもつまずきポイントはありますが、それは決まったものであり、数もそんなに多くはありません。
 
 
原因:繰り上がり、繰り下がりの連続計算ができない。
症状:筆算が苦手。面積・体積が正しく求められない。
 
原因:十進法がわからず、位取りで迷う。
症状:大きな数がわからない。小数計算ができない。単位換算ができない。
 
原因:倍数がわからない。
症状:割合の問題ができない。比例・反比例がわからない。速さ・時間・距離がわからない。
 
原因:高速な割り算やかけ算ができない。
症状:高学年の計算を伴う文章題が苦手、分数が苦手。
 
原因:定規、コンパスが使えない。
症状:図形問題が苦手。グラフや表がうまく書けない。
 
このつまずきをどう解決すればいいでしょうか。
それは苦手ポイントをしぼり込んで、徹底的にその習熟不足を埋めればいいのです。
 
計算が難しく見えるのは、練習不足なのです。
小さな問題を増やすより、桁数を増やし流れ作業で鍛えるのが一番効率的です。
「隂山メソッド 徹底反復 くりあがり くりさがりプリント」(小学館)で練習するといいでしょう。
 
 
小数計算、単位、比例・反比例、文章題はまず解き方を覚え、何問も解くうちに子どもは理解ができてきます。
 
 
「隂山メソッド 徹底反復 しょうすうプリント」(小学館)
「隂山メソッド 徹底反復 たんいプリント」(小学館)
「隂山メソッド 徹底反復 ぶんしょうだいプリント」(小学校1-3年用/4-6年用 小学館)で学習することができます。
 
■ おすすめの教材
 
たし算、ひき算のつまずきの原因は「くりあがり・くりさがり」。
くりあがり、くりさがりを克服するポイントは、10の合成・分解をサッとできるようになることです。
また筆算では、1の位のくりあがりが百の位までとどく「2桁をこえるくりあがり」、
百の位から1の位まで繰り下がる「2桁をこえるくりさがり」は必ずつまずきます。
 
本書では、このように子どもたちがたし算、ひき算で必ずつまずくポイントを徹底反復。
くりあがり、くりさがりのつまずきを、短期で確実に克服します。
 
 
文章題を解くということは、文章を式や単位による「算数の言葉」
に変換することです。問題文を読み、内容を図や絵でイメージ化し、その図や絵をもとに「算数の言葉」に置き換える。
そうした3段階の作業を、てきぱきこなせるようになる練習が必要です。  
 
本書では冒頭で、数式を線分図に表す練習を徹底的に行い、問題文をイメージ化するコツを習得します。
各学習単元では、線分図をもとにした図解を行い、問題では式に単位をつけることで、数と数の関係をわかりやすくしています。 

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